IGURYOKKA BOTANICAL LIFE SUPPORT

私を整える、ハーブティー
揺らぎがちな春に
大切にしたい、
自分だけの整え時間。
おいしく、やさしく
私を整えられる
ハーブティーをご紹介。





4月もそろそろ終わり。
春のあわただしさも和らいで、
新しい環境にも慣れてきた。


ここらでちょっと、
自分と向き合ってみる。
Have fun with herb tea.

セルフケアにハーブティーが
おすすめな理由。
リラックスしたい時や、気分転換などに飲みたくなるハーブティー。「自分を整える」におすすめな理由をご紹介します。
自分の悩みに
合わせて選べる
気持ちを落ち着かせる、胃の調子を整える、冷えやほてりを和らげる…ハーブごとに多種多様な効果があります。悩み、症状別で細かく選べるのは大きな魅力です。
時間を選ばない、
うれしいカフェインレス
ハーブティーの多くはカフェインレス。コーヒー類を控えている人や、就寝前に飲んでも罪悪感のないドリンクです。中にはカフェイン同様に覚醒作用を持つものもあるので、目覚めの一杯にいいかもしれませんね。
※妊娠中の方や持病のある方、治療中の方には適さないハーブティーもあります。
飲用の際は体調や体質にくれぐれもご注意ください。
不安な場合は医師にご相談ください。


かしこく、おいしく
楽しむコツ。
せっかくなら、有効成分を一杯で効率よく摂取したいもの。かしこく、手軽に味わうコツをご紹介します。シンプルでカンタンな基本をしっかり守ることが一番の近道です!

ドライ
ハーブ
01
コツその1は、ドライハーブを使うこと。保存がきいて、扱いやすいメリットがあります。フレッシュハーブが手に入りづらい時期でも、ドライなら手軽に楽しめます。
購入する際は「学名」と「保存期限」が明記されているものを選びましょう。



フレッシュハーブの場合は、収穫時期がベストで新鮮なものを使いましょう。
ローズマリーは記憶力UPや集中力UP、気分転換に良いとされています。ミントなどとブレンドすると飲みやすくなります。

ジャーマンカモミールなど、フレッシュの方が香りが強く楽しめるものも。一般に、ドライになると角が取れたようなマイルドな味わいになります。ドライとフレッシュ、ぜひどちらも楽しんでみてください。

蒸らし
時間
02
購入品に記載されている蒸らし時間を守ることが、味も良く有効成分も効率よくとれるコツ。ティーポットでも、カップに直接ティーバッグでも、丁寧な蒸らしを心がけて。

花や葉のものは1~3分
茎や種子のものは3~5分 が目安となります。あまり長く浸すと、かえって風味が落ちてしまいます。

道具との
相性
03
最後のコツは、道具の選び方。ケトルや茶こし、スプーンなどが主な道具。アルミや鉄製のものはハーブの抽出成分を変化させてしまうこともあります。

オススメはステンレス製か、ナイロン製のもの。大切な抽出成分をしっかりとりましょう。

ハーブとフルーツをブレンドし、濾さずにそのままいただける「食べるハーブティー」も登場しています。ローズヒップやハイビスカスなどが美味しく食べられます。しかし、摂取しすぎると良くないハーブには注意。少量食べても問題のないものにとどめておきましょう。


おいしく自分を整えてくれるハーブティー。
少しずつ自分好みにアレンジできるのも楽しみのひとつ。
ぜひ暮らしに取り入れてみてください。
Have fun with herb tea.

参考文献
特定非営利活動法人ジャパンハーブソサエティー(2013).『ハーブの教科書~こころ・からだ、環境にやさしいハーブ~』,草土出版.
特定非営利活動法人ジャパンハーブソサエティー(2018).『ハーブのすべてがわかる事典』,ナツメ社.
Text / Illust
WATANABE
自然豊かな場所、古いものが好き。ハーブのある暮らしを勉強中。
あれこれ考えながら書く文章とイラストが楽しい。
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